
朝、ターミナルを横切って歩いていると、一人のおばあさんがバスチケットを空にかざして素敵に写真を撮っていた📸。音楽を探しながら歩いていた私は、そのシーンを見てすぐにSUNWOO JUNG-Aの「City Sunset」を再生した。おばあさんの幸せな瞬間をスローテンポで延ばしてあげて、私もその気分を共有したかったからだ。🎶
「City Sunset」はミニマルな編曲が気に入っていて、たまに落ち着きたい時やピアノの音を聴きたい時に探して聴く曲。『空港へ行く道』に挿入された曲だというけれど、残念ながらそのドラマは観ていない。この曲のアルバムジャケットの中のキム・ハヌルは手すりに手を置いてどこかを見つめているのだけれど、目には切なさと名残惜しさがいっぱいだ。その写真を見ていると、ドラマ『ロマンス』で彼女が「私は先生で、君は生徒だ!」と言っていたシーンを思い出した。何か説明するセリフは続かず、余韻があった。「私は先生で、君は生徒だ!(私たちはダメだって!)」と思うかもしれないけれど、「私は先生で、君は生徒だ!(相性なんて見ないって!)」だったのかもしれない。そのドラマも最後までじっくり見たわけではないので、結末がどうなったのかは分からないけれど…。
とにかく、今日、おばあさんの旅前の幸せなセルフィーとアルバム写真の中のキム・ハヌルのどこかへ行きたい表情が頭の中でオーバーラップして、これからこの曲を聴くたびにいつも方向を変えて違う場所に行きたくなるかもしれない。🚀
おばあさんもバスに乗り込んで、曲も終わったので再びダラダラせずに「約束に間に合うかな?」と思いながら歩みを早めたけれど、せっかく天気も良いので – 音楽の歌詞とは関係なく – おばあさんが楽しい旅をしてくれたらいいなと思った。旅は気分が良くても出かけたくなるものだから。🌞
