今年の夏は長いトンネルを通り抜けるようだった🌞
夏に入った瞬間から真夏まで蒸し暑く、曇っていて、雨が容赦なく降る、まるで世紀末のような日々が続いた。毎回「今日はダメだったけど、明日は大丈夫だろう」と思いながら眠りについたけど、いつももっと酷い次の日を迎えた。もし季節の担当者がそばにいたら、背中にニークを食らわせたいくらいだ。本当に人生で最悪の夏だった。そんな日々を耐え抜いているうちに、ふとカレンダーを見ると来週の金曜日がもう秋分だ🍂。
秋分は春分と共に昼と夜の長さが同じという特性がある。その理由は、赤道座標系を基準に太陽が秋分点を通過するからだが、理解はさておき、その用語さえもあやふやな人が結構いるかもしれない。もちろん中等教育課程に存在するが、土を食べていた頃に宇宙的な概念を自然に受け入れるのは容易ではなかっただろうから、あまり落ち込む必要はない。(『季節別の昼と夜の長さに対する初等予備教員の認識(신윤주,안유민)』という論文を見れば、教える側の教師たちでさえ天文学に対する理解度が低いとあるので、元気を出してください)
誰も気にしないかもしれないが、昼と夜の長さが同じになる理由を赤道座標系を基準に説明してみると、まず非常に自己中心的に地球が宇宙の中心だと考える必要がある。それなら突然、太陽が地球の周りを回るようになる。自分が道を歩くとき、街路樹はその場に立っているが、自分を中心にすると木が向こう側から動いてくるように感じるのを思い出してほしい。(ここで理解できなければ、もう諦めよう。知らなくても生活には何の問題もない)こうして太陽は地球の周りを一年に一度回ることになるが、この軌道を黄道と呼ぶ。しかし、地球の自転軸は元々傾いているが – これが昼と夜の長さ、季節の変化の主犯 – 赤道座標系の中ではまっすぐに立っているという仮定なので、太陽が地球の周りを少し傾いた軌道で回ることになる。ついてきていますか?

その状況で赤道面を基準に、自分と太陽が同じ半球にあるとき(図で太陽がA位置)、昼が長くなり、反対面(図で太陽がC位置)では夜が長くなる。ここで黄道が赤道面と交わる二つの場所が昼と夜の長さが同じになる春分と秋分だ(図で太陽がBの位置。ここで太陽が黄道を一周する周期は一年で、地球と月を例えて考え、混乱しないようにする)。みなさん!春分と秋分には地球上のすべての場所で昼と夜の長さが同じです。 驚きましたか?北半球では春と秋頃になりますが、南半球は逆なので、この二つをまとめて二分と呼び、英語ではEquinoxと言います。(春分はMarch equinox、秋分はSeptember equinox)
実は秋分について説明したかったわけではなく、久しぶりに夏らしい週末の話をしたかった。日曜日の朝、軽く食事をして外を見ると天気が良かった。自転車を引いて家を出ると、晴れた空の下に湿って暑い空気がふわっと押し寄せる。誰かが
‘まだ夏だよ’
と囁くような感じ。スマートフォンを確認すると26.5度。夜の気温が25度以下に下がらないのを熱帯夜と定義するので、暑い日であるのは間違いない。私はすぐに自転車に乗って蒸し暑い空気の中に飛び込んだ。 するとすぐに風に適度な温度になった周囲の空気が私の体を優しく包み込む。半袖、半ズボンで最も気持ちよく自転車に乗れる天気。こんな日にはダイナミック・デュオの「肩甲骨」が似合う。ワイフの肩甲骨を撫でながらこんなメロディーを思い浮かべるなんて…イライラする。肩甲骨といえばホットウィングや軟骨くらいしか思いつかないけど。とにかく、残り少ない愛憎の夏に幸せな思い出を一つ残せた日だった。
