
ところで、今日はフィナンシェは召し上がらないんですか?
バリスタさんがレジの前にいる私にニコッと微笑みながら話しかけた。でも、私はここでフィナンシェを食べたことがない。たまに他の人が私を誰かと勘違いすることがあるけれど、その時はなんだか不思議な気持ちになる。今回は全く知らない私に似た人を一度信じてみようかな?
‘はい、ください。’
と言ってニコッと微笑み、レジの横を見ると、ディスプレイの上に塩がのったフィナンシェとチョコレートで包まれたフィナンシェが置かれていた。どちらを食べようか少し悩んでいると、彼女はすぐに『シーズナルエスプレッソブレンドブラックとチョコフィナンシェをお出ししますね。』と言った。私に似た他のお客さんはコーヒーと一緒にいつもチョコフィナンシェを注文していたのかもしれない。
コーヒーが準備される間、全く知らない – 私に似たそのお客さんがどんな人なのか想像してみたけれど、特に思い浮かぶ姿はない。どこか似ているかもしれないが、とにかく全く知らない人なのだ。その間に私の前にはいつものコーヒーカップと初めて見るデザート用の皿が置かれていた。チョコフィナンシェが置かれた皿はチョコレートドーナツのようで、お腹がとても空いている状態ならデザートを食べた後に皿までかじりたくなるだろう。今日はそれほどお腹は空いていないけれど…🍫
そうして食べたチョコフィナンシェは、私が生まれてから今まで食べたものの中で最高だった。✨
今日は
最高の天気、
最高のフィナンシェ。☀️
そして、
最多の感染者が三位一体を成す
最高の子供の日だ。🎉