Posted inエッセイ シドニーの小さな書店 その頃、かなり有名だった『Fifty Shades of Grey』には『個人的には絶対に勧めたくないが、有名さに惹かれて気になる人は一度読んでみて処分を』という書評が付いていた。(それでも私は買いたかったけどね) Posted by Kurt Lee February 12, 2025Tags: エッセイ, シドニー, ニュータウン, 書店
Posted inエッセイ 我慢できないこと 人々は徒歩30分以内の距離に原子炉が建設されたり、感染者が公共交通機関を利用して街を歩き回ったり、白人警官が非武装の黒人を逮捕して窒息死させたりすることには耐えられるのに、時々ちょっと汗をかきながら干した洗濯物が乾かないと気分を害することがあるんだ。 Posted by Kurt Lee February 3, 2025Tags: エッセイ, 我慢できないこと
Posted inエッセイ 雑誌香水広告の3D化 瞬間、甘い香りがふわっと広がった。おお、頭を使ったね?デパートの店頭に試香用の香水を置いて、通り過ぎる人に香水が吹きつけられた試香紙を渡さなければならなかった3次元広告を-物理的限界を超えて-2次元平面に実現してしまったんだ。 Posted by Kurt Lee February 1, 2025Tags: コスモポリタン, マーケティング, 香水広告
Posted inエッセイ 妖怪が出るカフェでも… そこに到着して車のドアを開けると、四季を問わず冷たい風が吹き込んできた。まだ夢の中にいるような状態で、風の音に誘われて歩き出し、目の前に広がる江陵と日本海の絶景は、今でも時々昨日のように思い浮かぶことがある。しかし、今では苦しかった車酔いや感激した景色はトンネルと共に人生の後ろに閉じ込められてしまった。人生はそんなことの繰り返しだ。 Posted by Kurt Lee January 24, 2025Tags: エッセイ, トッケビ, 大関嶺, 日常エッセイ, 注文津
Posted inエッセイ 2020年 私だけのランキング 2019年のランキングを書いたばかりと思っていたけど、もう一年が過ぎてしまった。コロナに一年を奪われた今、まだ手元にあるものや記憶に残っているものについて話してみると... Posted by Kurt Lee January 17, 2025Tags: 2020, ヴァンヘイレン, コロナ, ジュヨン, テネット, どうぶつの森, マーラーシャングオ, ランキング, 新年, 注釈とともに読む不思議の国のアリス, 秘密の森, 自転車ロック, 麻辣香鍋
Posted inエッセイ コーヒーとサヤク 仕事場の建物の休憩室には、コーヒーアウトレットが2つ付いた大きなネスプレッソマシンがあるんだ。そこに入ると、アウターをざっと椅子にかけて、まずそのマシンに向かって歩くのがいつの間にか儀式みたいになっちゃった。マシンの横にあるカプセルトレイから、色の好みだけで - 味の好みがないから - カプセルを選んでスライドインレットに押し込むと、すぐに騒がしい音と共にコーヒーの香りが周囲に広がる。この感じ、ちょっと不思議でね。例えるなら、ブレーカーでセメント床を壊す工事現場の横で、初春のほのかなライラックの香りを嗅いでいるような感じかな? Posted by Kurt Lee January 15, 2025Tags: エッセイ, コーヒーマシン, コロナ, サヤク, 感性エッセイ, 日常エッセイ
Posted inエッセイ 2020年 私だけのランキング 2019年のランキングを書いたばかりと思っていたけど、もう一年が過ぎてしまった。コロナに一年を奪われた今、まだ手元にあるものや記憶に残っているものについて話してみると... Posted by Kurt Lee January 15, 2025Tags: 2020, ヴァンヘイレン, コロナ, ジュヨン, テネット, どうぶつの森, マーラーシャングオ, ランキング, 新年, 注釈とともに読む不思議の国のアリス, 秘密の森, 自転車ロック, 麻辣香鍋
Posted inエッセイ コンテンツ消費者 村上春樹の新作: ‘一人称単数’ 長編は息が長いため、作家なりに自分の長所を生かす余地が多い。文章力で勝負する作家もいれば、それが少し劣ってもストーリーで押し切る作家もいる。とにかく、能力が足りない部分があっても、それなりの良さを持っていれば、読者は読んでいる間にその長所に期待して、結局ある程度満足することになる。人は思ったより寛大だからだ。いや、寛大というよりは鋭くない。でも、短編の場合は手加減がない。 Posted by Kurt Lee January 8, 2025Tags: エッセイ, ブックレビュー, 一人称単数, 新作小説, 日常エッセイ, 本レビュー, 村上春樹, 短編小説