アニメーション制作読本

マスモト・カズヤはガイナックスで『天元突破グレンラガン』、そして『パンティ & ストッキング with ガーターベルト』を、その後トリガーを設立して『キルラキル』を制作したかなりすごいクリエイターだ。あのアニメたちはすべて感動しながら見ていた記憶があるので、彼の『アニメーション制作読本』という本を手に取らずにはいられなかった。この本はセル画やストーリーだけでなく、アニメーション制作全般にわたる話を扱っており、読み進めるうちにこんな部分があった。✨

まずは徹底的に叱れ!叱れ!叱れ!

その上で「口が乾くほど」叱れと言われる。(実際には口が乾くほど指摘しろと書いてあるが、それはそれ)
実は、日本で物事を教えたり学んだりする方法には型がある。まずはメンターが1人ついて、ものすごくプレッシャーをかけながら教育を行う。(この本で述べられているように徹底的に叱って、叱って、さらに叱る。)もちろん、学ぶ側は世の中にいないかのように礼儀正しく叱られ、「部長、ありがとうございます!」とお辞儀をしてお礼を言う。次のステップは、自分で処理できることよりも大きな仕事を与え、全く助けないことだ。そうして誰の手も借りずに奮闘しながら仕事を終えると、ようやくその仕事を自分でやり遂げられる人になるのだ。💪

この本も同じような感覚でアニメーションの仕事を教え、学ぶことを語っており、実際にアニメーションを制作する過程を比較的詳細にステップごとに説明しているので、アニメ制作過程に興味がある人は書店で大きな文字だけでもさっと読んでみてほしい。📚


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