疲れた日常と再び夢見る恋愛

やっぱり早く恋愛を再開しなきゃいけない気がする。

もう男と付き合わないと言ってからまだ三ヶ月も経っていない状況だった。世の中には「またこれをやるんだ」と思いつつも、再び挑戦することが一つや二つではないから。とにかくそんなに古いことでもないのに、覆すことになったのには明確な理由があるはずだ。

「この前、友達とクラブに行ったんだよ。久しぶりにちょっとお洒落して出かけたんだけど、ホントに大騒ぎだった。ただ言ってるだけじゃなくて、ホントに大騒ぎだったんだよ。それでもあんまりノリノリにはならなかったんだ。」

男と女が別れるストーリーは星の数ほどあるけれど、その後しばらく辛いのはどのケースでも似ている。十分に理解できる状況。

「最近、無気力っていうか?リサイクルゴミの分別もちゃんとしない。運動しなきゃ、リサイクルゴミの分別もしなきゃ、洗顔しなきゃって思ってたことをどんどん先延ばしにしてやらなくなる、そういうことあるじゃない?」

私は知らない。

「昔の自分とは違う、なんていうか、そんな自分を発見するのがすごく不思議で。結局肌トラブルまでできちゃったんだよ?」

洗顔は疲れていてもやらなきゃいけない。小学校の時に学んだことはたくさんあるけど、一生価値を感じられるのは、食事の後に歯を磨くことと朝晩の洗顔くらいだ。でも、昔のようじゃないなんて、昔はきっとテキパキしてたってことだよね?知らなかったよ。

「そうよ。ほんとにシャキシャキしてたの。考えたことはすぐに実行して…」


彼女の話では、彼氏と別れた直後から性格が変わり始めたらしい。何もかも面倒で、家に帰ると何もしたくなかった。掃除もしないし、皿洗いもそのままにする。もちろんゴミも片付けない。着ていた服もそのまま積んでおいて、当然洗いもしない。挙句の果てには、リビングに埃が舞っていても片付けず、砂漠のタンブルウィードを見るように眺めるだけだった。その光景が寂しいと感じるだけで、汚いとは思わなかった。帰り道で段ボールや瓶のようなものを拾ってこなかっただけ幸いだった。それがあったら、彼女の家はゴミでいっぱいだっただろう。似たような状況をテレビで何回か見たことがある。主人公は結局、ボランティアの人たちの助けを借りて家を掃除することになったんだけど、その家からは1.2トンのトラックがいっぱいになるほどのゴミが出た。きれいになった家を見て喜んでいた主人公の姿を思い出す。「スペースが広くなったから、またゴミを溜められるね!」って感じの表情。

「何言ってるんですか。それほどじゃないでしょう?」

それほどなら私も – 思ったより胃が弱いので – 一緒にランチをするのは難しそう。とにかく、そんなに無気力で体を動かすのも面倒なら、家では何をするんだろう?

「ネットフリックスをつけて『ヒラマンディ』を観るの。観たことある?インドのタワイフ、つまり日本でいう芸者みたいなもので、彼女たちの話なの。色彩がすごく鮮やかで気に入っているの。しかもレディたちもすごく美しいのよ。それを観ていると、ふと鏡を見て彼女たちと自分の違いに驚いちゃったのよ。」

顔にはトラブルもあったからなおさらだろう。でも、そんな違いを感じたなら、その差を縮めるために洗顔や化粧をするべきじゃないの…。

「いや、ただ鏡を見ないだけ。これはちょっと、なんていうか、比べられるレベルじゃないでしょ。わかるでしょ?差が大きくなければ競争心で気分が悪くなるけど…それにこのドラマはちょっと特異で、ボリウッドスタイルは元々破天荒じゃない?急に歌い出したり、みんなで踊り出したり。」

このドラマは踊らないのか?

「踊るよ。でも、他の映画では『なんでここで踊るの?』って思うけど、このドラマでは『ここで踊るのは納得できる』って感じ。話しているうちに私が変な人みたいになっちゃった。でも、妻が二人だとか、夫が二人だとか、どうして見ずにいられる?誰かは二人もいるのに私は…」

また憂鬱になってきた気がするので、話題を変えるために最近面白いことが何かあるか聞いてみた。

「それ見たことある?最近リールでめっちゃ流行ってるよ。『マラタングフル』チャレンジ。『先輩!マラタング奢ってください!先輩!もしかして…タングフルも一緒に…?』って言いながらこうやって踊るんだよ。」

彼女は軽く踊りながら。

クラブで人気だった理由がダンスだけではなかったことは確かだ。

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