連休で数日間家の中にこもってから久しぶりに外に出た。マンションの玄関を出ると、ガラスのように冷たい風が肺の中に押し寄せてくる。たった一週間も経たないのに、季節が巡り巡って冬に戻ってきたような気がして思わず
「久しぶりだね。」
と呟いた。冬の冷たい風に触れると、体の器官や細胞の一つ一つがその場でしっかりと機能していることを鮮明に感じることができる。「あぁ、自分は生きているんだなぁ。」って感じるんだ。灼熱の下で体がだらける季節だけが続く国ではこんな経験はできないだろうね。🌬️
いつも寒いと文句を言いながら冬を過ごしているけれど、そうでない冬だったらまた寂しく感じるかもしれない。なぜ冬が冬らしくないのかと不満をこぼすかもしれない。人って本当に気まぐれだよね。でも嫌いにはなれない。😊
ポケットに手を入れて早足で歩き始めた。🚶♂️
チャンネル追加
