ぎっしり詰まった一週間

今週はちょっとバタバタしていた。計画になかった、しかも結構多くの内容を含む資料を作らなければならなかったのだ。資料を作ることよりも、それのせいで進められない仕事が気になった。資料を作るのは難しくないけど、時間は必要だ。だから、連休中にざっくりと資料の骨組みを作り、連休明けから計画に沿ってページを作り始めた。金曜日までに提出しなければならない資料のおかげで、火曜日から始まる一週間がちょっと重く感じたけれど、そんな時もあるさ。

分けて作れる資料ならいいけど、そうともいかないものもある。でも、それにも確かに利点はある。協力者とのコミュニケーションやクリティカルパス管理、文書の統合も必要ない。頭に描いた絵をそのままキャンバスに移すだけでいい。私はヘッドフォンをかぶり、ユン・ソクチョルのアルバムをリピートしながら、機関車のように一枚一枚資料を作っていった。🚂


「夫になる人がユン・ソクチョルと親しいらしく、結婚式で演奏してくれるんです。」

招待状を早めに受け取り、来週末に結婚することは知っていた。いつも明るい笑顔で一緒に働く人たちのエネルギーを上げてくれる、仕事もきっちりこなす友人だ。しかも、インディーズからメインストリームまで幅広いリスニングスペクトラムを誇る音楽愛好家でもある。そんな友人が連休前にそっと教えてくれた。ユン・ソクチョルなんて!🎶

ユン・ソクチョルといえば、音楽よりも「レッスン中」というトラックがまず思い浮かぶ。好きな(かもしれない)後輩が彼氏や他の言い訳で何度かレッスンを休むと、ちょっと拗ねた状態で彼女と話す内容だ。何度か聴けば、ユン・ソクチョル(かもしれない)は好きな後輩に自分が作曲した新曲を聴かせたくてたまらなかったことがわかる。彼は無表情で – でも心の中では大きな反応を期待しながら – 自分のマスターピースの楽譜を手渡す。他人によって初めて不器用な物理的波動に変換される状況と重なる曲は「楽しく、音楽」だった。派手でもなく、技巧も溢れていないので聴くのに負担がない曲。まるで火曜日の夜のような感じ。🌙

「来ないわけないじゃない?」とにっこり笑う友人。もちろんユン・ソクチョルがいなくても行ったけど、その話を聞いて私は結婚式ではなくコンサートを待っている気分になった。そして資料を作っている三日間、彼のアルバムを聴き続けた。🎧

ざっと資料を全部作り、金曜日の午後にその資料を共有する場を持った。全て終わってみると、今週進められなかったことが頭に浮かび、気持ちが複雑になったが、その時だけはもう悩まないことにした。ビルを出てしばらく歩いて地下鉄の駅の地下商店街に降りたところで、マカロンを売っている店が見えた。何も考えずに一番分厚くて無彩色に近いものを三つ選んで買った。そしてそのまま帰宅し、服も着替えずソファに座ってペク・イェリンの「Square」を聴きながらそのマカロンを食べた。🍪

食べている間、ある友人は金曜日の夜を過ごす飲み会のおつまみを、別の友人は昇進した旦那のために準備した夕食を撮って送ってきた。料理を自分で作ったようには見えなかったが、なかなかそれっぽく見えた。自分で作っていたら、そこまで素敵ではなかったかもしれない。そうしてマカロンを食べ終え、ソファに少し寄りかかって横たわった。体がだるかった。重い体で眠るときに聴きたい曲を選んだ。ユンハの「今日のソウルは一日中晴れ」。本当に今日は一日中晴れていたから。☀️

「この曲が終わる前に眠っちゃうだろうな…」

曲が終わるどころか、イントロを聴いた記憶すらない。


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